100円均一のチカラ
The Ring 2 感想(ネタバレ有り)
を見ました!
前作、The Ring(何故か公式HPのURLが無効だった、HP無くなったのかな?)も鑑賞済みのため、そちらの感想も(ざっくり)合わせて書こうか思います。
多分ネタバレするので以下お気をつけくださいませ〜
前作は、日本のリングをがっつりハリウッドリメイクしたもので、
おいおい大丈夫なのかよ、(呪怨の悪夢再来かな?)と思っていましたが、呪怨とは違い、‘リング‘だけをきちんとリメイクしたことで上手いこと怖い仕上がりになって良かったね!という感じでした。
ナオミワッツがよかったね!
最初の死体のインパクトも強くて、アメリカンなデカイ音とかも効果的にビビらせてくれたので非常にホラーとしては完成度高かったと思います。(うろ覚え)
まあこれは日本版リングにも言えることですが、最初のうち貞子(サマラ)の存在が意味不明すぎてどこに感情移入したらいいかわからない感じはある意味ハラハラしますよね、映画だと余計に
邦ホラーと違って、あらゆるところで恐ろしげなBGMが流れるのも怖いし、気も紛れるし、目だけに神経が集中しないで済むのでチキンな私には良心設計でしたね。(ホラー好きだけど苦手マン)
ていうかThe Ring見たのだいぶ昔すぎて正直ナオミワッツ(主人公、日本版でいう松島菜々子)綺麗、サマラ(貞子)描写ちゃちい!、ぶっちゃけエイダン(松島菜々子の息子)が一番怖い!!くらいしか記憶ないや、すいません。ざっくりもしてねえ
2はらせんのリメイクかな?とおもっていたら違いました。完全ハリウッドオリジナルストーリーだそう。
え、ハリウッドオリジナル?マジかよ〜呪怨パンデミックかな???と思っていたら全然そんなことありませんでした。期待裏切られすぎィ!(いい意味)
友人と、ぜってーおもしろくねえだろwww期待してねえからさっさと見ちまおうwww
とか言ってたら結構面白くてビックリしました。サマラ(貞子)さんは相変わらずちゃちかったけど、エイダン(息子)君がいっそう怖い!
サマラが母親欲しさにエイダンの身体に取り憑いて生を得ようとする話なんですけど、
The Ringの事件のあと、新聞記者、レイチェル(ナオミワッツ)と息子エイダンは田舎に引っ越して、安心安全な暮らしをする予定。
でも近所でまた呪いのビデオ事件が起こっちゃう。
レイチェル(ナオミワッツ)、やめとけばいいのに救急車に忍び込んで被害者の男の子(バカな大学生)の顔を確認→ぐちゃぐちゃ→やっぱりね!(サマラの呪いは終わっちゃいねえ!)
そこにサマラご登場!
サマラ「見つけた!」(レイチェルを)
サマラはレイチェル(自分を愛してくれる母親)を探していた、ということが分かるわけです。哀れ
これでサマラに見つかっちゃったわけで、レイチェル&エイダン親子は完全にサマラからのロックオン状態に入ります
その後学校行事かなんかの時、エイダン(写真撮るのにハマってる)がトイレに行ったら便器という便器から水が噴き出して、水道の蛇口からハエが湧いて、サマラがご登場。(めっちゃ滑らかに近づいてくる)
鏡越しに目が合ったままエイダンの後ろから中に入っていく時も、エイダン君一時も目を離すことなくそれを撮影するんですよ、肝が座りすぎというか達観してるというか、お前が黒幕なんじゃねえの、というレベルで落ち着いてる。(黒幕ではないです)
私だったら失神するけどね!!よく写真なんて撮れたもんだ!!!
でサマラが体内に入っちゃったもんでエイダン君、めちゃくちゃ体温が低くなってしまうんですけど、それを温めてあげようとして母、レイチェル(ナオミワッツ)がお湯を沸かすとスーパーポルターガイストが起きちゃう。
地震かよ!サマラはなんなの??幽霊?ゴースト?超能力者?ていうか死んでるの?生きてるの?は??という感じ
(死んでるしゴーストだし生前は超能力者ですし、死後もスーパーパワーは健在です)
で、レイチェル(ナオミワッツ)は同僚のマックス(レイチェルに気がありそう)の家に逃げ込んで、助けを求めます。
そこでもお風呂に入れようとするとエイダン(の中のサマラ)が水を拒否、
無理やり風呂に入れてる間にレイチェルは家に必要な物を取りに一度もどる。
マックスがエイダンを見てることになってたんだけど、レイチェル不在の間にバスルームの扉が閉まってエイダン(サマラ)は中にひとりぼっち、
そこへレイチェルが戻ってきて頑張ってバスルームに入るとエイダン(サマラ)を避けるようにして室内に水が充満!
ビックリパワーすげえ!
そんなに水が嫌いかよ!!
バスタブの中のエイダン(サマラ)を見るとサマラのおててがエイダンの背中に食い込んでる!ヤバイ!その手どーなってんの!?
エイダンを助けなきゃーってレイチェルが抱き寄せたらサマラがレイチェルに気づいて水がバーって落ちてくる(超能力が切れる)
で、エイダンを水から引き上げたら
ママ…っていってサマラが出てくる!(エイダンはナオミワッツの事をママとは呼ばず、レイチェルと言う) (仄暗い水の底からかよ!)
レイチェルがビックリしてサマラを水に沈めたらそこを同僚のマックス(レイチェルに気がありそう)に見られて虐待を疑われてしまう。
そのままエイダンは低体温で入院、身体に青あざ(サマラの手形)があるため、完全に虐待だと思われてエイダンと隔離されてしまう。
レイチェルは精神科医(過激)のカウンセリングを受けることになるが、窓から脱走。アグレッシブかよ
その後目が覚めたエイダンはほぼ完全にサマラに乗っ取られてるっぽい。
ママに合わせてという自分の主張を無視する精神科医(過激)を、お得意の念力で殺し、サマラ(エイダン)も脱走
家に帰って、ママのことをしつこく聞きながら写真を撮ろうとするレイチェルの同僚マックスのことも殺す。
サマラが欲しいのは母親だけなのでどうやら他はマジでどうでもいいらしい。
レイチェルは取り憑かれた息子を助けるべく、サマラの出生を調べ始める(呪怨にもこんなのあったよな…)
エイダンが入院中、サマラの生い立ちに関する断片的な記憶の思念を送ってくれたのでそれを頼りに、サマラの生みの親にたどり着く。
サマラは泣かない赤ん坊で、手がかからなかったが、お風呂の時だけは火がついたように泣きわめいた。
母親は水から赤ん坊を取りに来る?的な幻覚を見たらしく、サマラのためにサマラを水に浸けて殺そうとしたけど失敗、精神病院に入れられてしまう。
レイチェルが解決法を聞くと、子供の声に耳を傾けろ、眠っているときは話を聞かれない、
とのことなので、サマラ(エイダン)を睡眠薬で眠らせて、バスタブに沈めたらエイダンからサマラが出てきた!エイダンも無事生還!よかったね!
でもサマラはそんなことじゃ死にやしないので、案の定テレビが点いて、お決まりの井戸からサマラがレイチェルを引っ張っちまう。
井戸に落とされたレイチェルは、サマラとの死ぬ気レースの末、
I am not fack your mother!!
と言って井戸を閉めちゃう。一件落着
ここまでくるとサマラがかわいそう、ダークウォーターの気分
ダークウォーター(仄暗い水の底から)と違ってレイチェルは別にサマラと別世界に旅立っちゃうわけじゃなく、かなり辛辣な捨ぜりふを吐いて愛息子の元へもどるので素晴らしいですね。
バカな大学生と、精神科医(過激)と、同僚のマックスしか死ななかった!ハッピーエンドすぎる!!
一通りストーリーをざっくりと紹介しましたが、まあ仄暗い水の底からですよ。(違う)
面白いけど、サマラが雑、面白いけど、エイダンが怖い、面白いけど、あんまり人が死なない、
まあ総じて面白いんじゃないですか!(投げやり)
あんまり人が死なないし、グロいところは3ヶ所くらいだし、エイダン(サマラ)が、僕は眠らないって言ってた割に睡眠薬入りのサンドイッチでコロリと眠るし、ツッコミどころはそこそこあるけど、ストーリーはほんと、良かったです!
ハリウッドオリジナルストーリーとは思えない!素敵!!!、
と思ったらこれ監督が中田秀夫さんじゃないですか…どうりで……
まあ、とにかく日本版リングシリーズ全部見て、だんだんワケ分かんねえじゃねえか死ね!と思ってる人が見たら結構新鮮(既視感はあれど)で良いと思うよ!
中田監督は偉大!以上!